欲しいものはひとつだけ ぜんぶぜんぶぜんぶ

化物語シリーズがアニメも本も好きなんですけど、個人的には撫子ちゃんのOPがすきです。特に囮物語のときのOPが。

<言い訳とか 理由だとかめんどくさいなぁ>
撫子ちゃんの本音すぎて、あとめんどくさいなぁのあの吐き捨てるような言い方がツボです。もういろいろめんどくさがりなのは、囮物語よんでわかっていましたけど、言い訳するのも、理由を話すのも面倒で他人に押し付けられた「可愛いだけ」のキャラクターでおしとおすっていう。


<思い通りにならな 世界ならもういらない欲しいのは1つだけ 全部 全部 全部 全部。思い通りにならない 世界とかありえない欲しいのは1つだけ 全部 全部 全部 全部。>

欲しいものは一つだけといって、全部という矛盾。その矛盾を受け入れてくれない、自分の思い通りにならない世界ならあり得ないから、いらない、というすごくわがままな女の子。それが撫子ちゃんの本質だったってことでしょうね。

<このきもちは このきもちにしかわかんないのにみんな かってに きめつけすぎだし>
これは私もわかります。自分の気持ちなんて自分にしかわからない(自分ですらわからない時だってあるのに)なのに、皆は勝手に自分の事をわかってる風に話す。撫子ちゃんの場合「可愛いだけのおとなしい女の子」というレッテルをはられ、勝手に決めつけられ、面倒だからほんとはそんなタイプじゃないのにその決めつけの通りに動いてきた。だからこその、思い通りにならない世界ならいらない、という風になるんでしょうね。